Thanksgivingのパンプキンパイ

カナダでは2020年は10月12日がThanksgivingでした。

今年はコロナウイルスの感染を拡大させないために、少人数かつ近しい人のみで会うように、ニュースや政府からの発表で注意喚起されていました。室内で食事するとなると感染のリスクは高くなるからですよね。またブッフェではなくて、個別に取り分けてからサービングすることも推奨されていました。

北米のお祝い事というと、ターキーのローストが印象的ですよね。サンクスギビングの少し前から、スーパーではターキー丸一匹が店頭に置かれていました。私もサンクスギビングディナーを作ってみようかな~と思っていたのですが、ターキーの大きさに驚き恐れ、断念しました。チキンローストなら取扱可なサイズなので、クリスマスに作ってみようかとおもいます。

こんな時にこんな時にカナダに親族がいれば、ご馳走になったりご馳走になったり、義理母にレシピを教えてもらったりなんて事があるのかなあ?と羨ましくなってしまいました。

食事は作れないけれど、デザートなら。ということでパンプキンパイを焼きました。レシピはたくさんあって、どれを参考にしようかかなり悩んでしまいました。

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パイ生地はバターとショートニングで作るものにしました。コストダウンにもなるし、あまりのショートニングはパンを焼くのにも使えるかなと。食べてみての感想はバター100%と比べると風味は落ちます。ただ、フィリングがリッチな味なのでバランスとしては良いかもしれません。また、パイ生地を殻焼きするのとしないのとどちらもあったのですが、生焼けが怖かったので空焼きしました。これは空焼きして正解かなと思います。

フィリングは15oz(443ml)のパンプキンピューレを使うものが多かったです。私が買ったものは13ozだったのですが、もう一缶あけるのももったいないなあと思い、開けませんでした。悩んだのは砂糖の量です。レビューが高かったレシピを参考にしようとおもっていたのですが、砂糖の量が250g。たまたま見つけたベーカリーのレシピを見てみたら、なんと75g!卵の数が違うということもありましたが、この差は大きすぎるとびっくりし、他のレシピも見てみました。150~200くらいのレシピが多かったように思います。

卵に関しては、全卵2個~3個や、全卵+卵黄のレシピがありました。卵黄を多く入れるとリッチな味わいになるのでしょうけれど、卵白を余らせてしまうともったいないので全卵のレシピで。ちょうど良かったとおもいます。

クリームに関しては、生クリーム+牛乳で作りました。他にはevaporated milkという武藤練乳を使うことも多いようです。牛乳を煮詰めて作られるそうで、クリームよりもカロリーが低く、ヘルシーといわれています。味はどうなんでしょう。いちど使ってみたいです。普段あまり見かけることはないのですが、この時期にはスーパーでも目立つ位置に置かれていました。

 

材料についてはこれくらいで、後は作り方に関する反省です。

パンプキンピューレは結構水っぽいので、すこし煮詰めます。この煮詰め方が足りなかったのかもしれません。小さいポットを使ってしまったので、なかなか煮詰まらず。中サイズを使えばよかったです。フィリングはパイの3/4くらいの高さまでにする。余ってしまったらカップに入れて焼けばよい。フィリングを全て使いきろうとして、パイの淵、並々まで注いでしまいました。オーブンに入れるのに動かすときにこぼれてしまい残念なことに。またフィリングを入れ過ぎると焼き時間にも影響がでます。分量が多いぶん、生焼けを心配してしまい、表面をこがしてしまいました。これについては、アルミをかければ防げたはず。

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こげや淵のきたなさが残念ですが、スライスすればましに見えます(笑)

味はとても美味しかったです!手作りすると安心して食べられますね。しかし9インチ(23センチ)のホールパイはなかなか大きいです。二人で食べきるには5日かかり、最後の方は少し飽きてしまいました。

年に一度しか作らないかもしれませんが、来年はより美味しいパンプキンパイを作りたいです。