2020 Christmas cakeはイチゴショートケーキ

Youtubeでお気に入りのパティシエさんがクリスマス前にショートケーキの動画をアップしていたので作ってみました。ところでそのパティシエさんの手つきが素晴らしく、お菓子たちが魔法にかけられたように作り上げられます。見ていて癒されています。

まずはスポンジ作りから。丁寧に動画が作られているのでとてもわかりやすかったです。ハンドミキサーで卵をかなりしっかり泡立てました。レシピでは水あめを使っていたのですが、手に入らなかったのでコーンシロップというもので代用しました。すこし煮詰めて使うと良いというのをネットでみて試してみたのですが、冷めたらカチカチになってしまいました。しかたなくそのまま使いましたが、水あめよりはかなりさらっとしています。
スポンジは満足いく出来あがりになりました!スライスは定規とようじをつかってなんとか。よく使うものではありませんが、ガイドがあるとべんりだなあとおもいました。

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サンドとナッペをした写真です。回転第が無い割には良く頑張ったのではないかと思います。少ししっかり目に泡立てたクリームで塗り、最後表面を7分たてくらいのクリームで仕上げると綺麗にできるそうです。

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生ケーキ作りになると以前から問題なのが生クリーム(Wipping cream)です。。北米ではホイップクリームのケーキを作ることがあまりないようです。バースデーケーキのデコレーションにはバタークリームやフォンダンなどがつかわれています。スーパーで売っているものが33%脂肪分。36%を見かけたのですが、なんと1Lなんです。業務用か、、とはいえこの約15センチのケーキにも470mlの生クリームを使ってます。少し余ってしまったので400mlくらいで十分にできそうです。

そしてクリスマス当日にイチゴをのせました。

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絞りがないので立体的にデコレーションできずちょっと残念です。

いちごも甘みやジューシーさがないので少し残念です。大粒のものは中心が空洞になっていました。今後は小さめの粒がたくさん入ったパックを買おうと思います。日本のいちごって甘くてジューシーで最高だと思います。日本の農家さんの努力のたまものですよね。素晴らしい。

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クリーム2段でイチゴもたっぷりで気分が上がりました。

しかしこの厚みの15センチのショートケーキを2人で食べるのは結構大変でした。クリームなので日持ちしないんですよね。少し考えものです。来年のクリスマスケーキは王道にブッシュドノエルがいいかなあ~。

楽しいケーキ作りでした!

 

最近のパンとおやつ

最近は創作意欲がすこし落ちていましたが、作ったものを記録しておこうと思います。

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ペッパー&チーズのクラッカー。小腹がすいた時のおやつに作りました。簡単だし、オリーブオイルを使って作るのでコストも良いと思います。以前作った時は硬くなってしまって失敗だったのですが、今回は上手くできました。ポリ袋でつくれるとのことだったのですが、それよりもボウルで作った方が上手くいきます。粉にオイルを加えてからサラサラになるまで指ですり混ぜるのがコツのようです。

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クランベリーとクルミのサワードウ。毎回見た目がいまいちです。もうすこし高さがでてほしいのですが・・・生地量が足りていないのかな?

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りんごの天然酵母の食パン。クラムのふわふわ感はあまりでませんでした。天然酵母はこういう感じにしかならないのかな。日本に帰ったらパン屋さんで天然酵母の食パンを買ってみたいです。クラストの焼き色はいままでで一番良くつきました。二次発酵に時間がかかり、オーブンの予熱が長かったからかな?

オーブン庫内が大きいので予熱に時間がかかります・・・冬で冷えているから余計に。これからの電気代が怖いです。カウンタートップのオーブン、パンを焼くのにも向いているのであれば欲しいなあ。。

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チョコレートケーキ。母から教えてもらったレシピで焼けました。良く焼いてくれていたのです。やっぱりこの生地がしっとりしていて美味しい!ラム酒をいれるともっと風味がよくなります。小さいボトルで欲しいなあ。少し表面が焼き過ぎになってしまいました。最後にアルミをかけた方がいいのかな?

 

最近見始めた愛の不時着を見終えてしまい、心に穴があいたような喪失感があります。。この数週間はこのドラマを楽しみにして生きていたような気がします。これがいわゆるXXロスというやつなんですね。

りんごの天然酵母でパン作り

りんごの天然酵母を作ってみました。

天然酵母初心者にはレーズン酵母が起こしやすくおすすめらしいのですが、残念ながらレーズンが苦手です。レーズンの酵母は発酵力も強いらしいです。りんごもレーズンに続きおすすめされている材料だったので試してみました。

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こんな感じでりんごと水を瓶に入れ、一日2回ふたを開けて空気を入れ替え、軽く振るのを繰り返します。初めの2-3日は冷蔵庫で保管しました。雑菌が死に、低温に強い乳酸菌が増えるそうです。数日で泡が見られるようになり、10日ほど続けました。ネットにある写真のものほど泡立っていなかったのですが、かすかなアルコール臭が感じられたのでこれくらいで切り上げました。

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酵母液1:粉1で混ぜ、左が24時間ほどたったところです。このあともう一度酵母液と粉をいれました。だいたい一晩くらいで2倍の量になりました。酵母液自体は発酵力が弱かったかもしれませんが、元だねを作ることで発酵力が強まった感じがします。

この元だねを使ってパンを焼いていきます。

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酵母の風味を見てみたかったので、シンプルな丸パンを焼きました。少し二次発酵不足だったかもしれません。朝捏ねて一次発酵は8時間ほど、2次発酵は1時間半ほどとりました。味はかなりあっさりしていました。

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次は田舎パン風に焼いてみました。ライ麦粉+全粒粉が30%はいっています。クラムがふわふわで良い感じでした。丸パンよりもとても美味しかったです。

りんご酵母の感想は良くも悪くも「無味」です。同じ天然酵母でもサワードウは酵母自体の味がとてもよく出ます。なのでプレーンな小麦粉だけでシンプルなパンを作っても美味しいです(全粒粉などを混ぜるほうがよりおすすめですが)。りんご酵母は味が無いので、シンプルな配合だとパン単体としてはすごく美味しいとは感じませんでした。でもサワードウのように酸味が無いぶん、菓子パンや味のあるパンには向いているかもと思いました。クラムがふわふわにできたので食パンも上手く焼けるかもしれません。

とても楽しい経験になりました。

紅茶のケーキ

先日バスクチーズケーキを作った時のあまりの生クリームを使ってパウンドケーキを焼いてみました。

カナダだけではないと思うのですが、買い物をしていると少量サイズと大サイズの値段が変わらない事があります。この生クリームについては236ml(約1カップ)は2.69ドル、473mlが2.99ドルでした。マヨネーズなんかも445mlが便利なサイズなのですが、890mlという業務用かな?というサイズが売ってたりします。そして個人的な感覚ですが、大サイズの方がセールになっている事が多く、小さいサイズよりも安かったり。マヨネーズは大きいものを買うと使いきれる自信が無いので、セールでも小さいものを買います。。

そういうわけで、大きいサイズの生クリームを買い、余った分でパウンドケーキを焼いてみました。以前どなたかのブログを読んでいたら、生クリームでパウンドケーキを作っていて美味しそうだったのを覚えていたのです。レシピはクックパッドのものを参考にしました。なにか味をつけたいなと思い、紅茶に。チャイのティーパックを2つ使いました。

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焼きあがり後、かなり縮んでしまいました。

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火が通っていないわけではないのですが、一部生地が詰まってしまっています。最後に粉をあわせる際に、一度に入れてしまいダマができてしまってかなり混ぜてしまいました。そのせいでグルテンができてしまったのかな。2回くらいに分けて入れて、初めはホイッパーで混ぜて最後にゴムべらでさっくり混ぜた方が良いかもと思っています。

見た目はいまいちでしたが、味はチャイのスパイスがしっかり効いていて美味しかったです。

 

今日は朝から買い物に行ったのですが、雨が降りだす、目的のスキンケアアイテムが売り切れ、その後のグローサリーショッピングもあまり上手くいかず、家に帰ってきてとても落ち込んでしまいました。昔はこういう小さな事で落ち込む性格ではなかったのですが、最近小さな不幸に対して心が敏感になっている気がします。どうしてなのかな。

午後から青空が見れて、気持ちもすこし晴れました。

バスクチーズケーキ

コーヒースナックに何を作ろうかな~と悩んでいたら、あ、チーズケーキにしようとひらめきました。母が最近作ったよと教えてくれたスフレチーズケーキも作ってみたかったのですが、土台のスポンジも用意しなければならず今回はパス。

簡単に作れるのは何かなと考えていたらバスクチーズケーキを思いつきました。1~2年くらい前から日本で大ヒットして、雑誌にもレシピが載っていたり、コンビニスイーツになったりブームでしたね。今の日本ではどうなんでしょうか?日本でバスクチーズケーキを流行らせたという「ガスタ」のケーキを食べてみたい!

このチーズケーキ、北米ではBasque Burnt Cheesecakeといわれているようです。Burntは焦げたという意味。

私は日本の雑誌に載っていたレシピで作っています。15センチのケーキにクリームチーズと生クリームがたっぷり。いったいどれほどのカロリーなのでしょう。バスクチーズケーキはシンプルな材料で作れるところが良いですね。サワークリームやマスカルポーネが要ったりすると思い立った時に作れません。

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オーブンの中下段で焼いていたのですが、トップに焼き色がつかず、上段に移してちょっと焼き時間を追加しました。初めから中上段くらいで焼いていいのかな?オーブンの使い方は難しいです。

オーブンシートの耐熱温度が焼成温度よりもやや低く、燃え始めないかひやひやしながら見守りました。オーブンから出したら紙の端っこはパリパリに。

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1/6カットです。周りにも良い焼き色が付きました。NYチーズケーキなんかと違ってバニラを入れないので、この焼き色のキャラメライズの味が重要です。

久しぶりに食べてチーズケーキ欲が満たされました。

 

コーヒー豆が無くなったので新しいのを買いました。今回はスーパーで、せっかくなのでローカルのものを買いました。

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Kicking Horse Coffeeです。バンクーバーだとだいたいどこのスーパーにも置かれています。本社はロッキーマウンテンのあたりにあります。

ローストはライトからダークまで揃っていました。今回はダークローストのGrizzly Clawを。カナダらしいネーミングですね。テイストノートはRich, Dark Chocolate, Decadent。Decadentは退廃的という意味らしいです。退廃的ってよくわからず「荒れていて健全ではない様」とのこと。退廃的な味って…難しいですね。結構苦みが強いです。私のコーヒーの淹れ方も関係しているかもですが。

また機会があったら違うローストを買ってみたいです。

 

サワードウ食パン

また食パンに挑戦しました。

前回の焼きが上手くいかなかった反省を思い出して、予熱を250℃で、その後200℃で焼きあげました。焼き色はまあまあ良くついたかなと思います。このオーブンにしては、ですが。

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新しく借りてみた天然酵母の本を参考にして、中種法で作ってみました。一次発酵も二次発酵も発酵が安定していた感じがします。

スケジュール的に夜に焼きあげて、朝食べました。食パン焼きあがりすぐにカットできないので、夜に出来あがるのが良いのかもしれません。

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中はふわふわで良い感じに焼けていました。天然酵母のもっちり感もあります。バルミューダのトースターでトーストにしたら、美味しいだろうなあ~なんて夢見ています。

だんだん、実家の食パンの味が思い出せなくなってきました。一度イーストのみでレシピ通りに焼いてみようかと思います。

 

 先日、彼がピザが食べたい気分といっていたので、夕食はデリバリーにしようと思っていたのですが、急にコメが食べたくなったようで。私はコメとみそ汁だったら毎日でもかまわないのでメニューを変更しました。メインのおかずが無かったので、近くのスーパーまで散歩がてらいって、味付けされているチキンと野菜の炒め物(調理前のやつ)を買ってみました。

スパイスBBQチキンというような名前だったのですが、びっくりするほど味が濃い!食べ終わった後に、どうだったと聞いてみたら彼もそう思ったようです。その後いくらお水を飲んでものどが渇くし、舌がぴりぴりしているような感覚がありました。BBQソースに化学調味料がたくさん使われていたのかなと心配になってしまいました。できるだけ自分で味付け調理したほうが安心ですね。

これを機に、下味冷凍を試してみようかなとおもいました。どうやら凍ったままでも調理できるものもあるそう。便利ですね。

POINTAGE BAKERY -Sourdough Milk Bread Shokupan

先日の記事に書いた、ベーカリーの感想を書こうと思います。

Instagramのフィードにはターゲティングされた広告が表示されます。たいていはスルーしてしまうのですが、こちらは目にとまりました。Sourdough Shokupanを作っているとのことで、まさに私も何度も試作しているものだったからです。

POINTAGE BAKERY

www.pointagebakery.com

ウェブサイトのイラストも素敵です。

商品のラインナップを見てみると、食パンをメインに、デニッシュパン、ロールパン、レモンケーキなど日本ではおなじみのパンがありました。写真の撮り方もとても上手です。

今回はSourdough Milk Bread Shokupan -$9をオーダーしてみました。こちらのベーカリーは店舗は無く、事前にオーダーし水曜日か土曜日に指定の場所でピックアップします。

オーダーしてから受取までとてもワクワクしました。

受取は2:00~4:00の間です。朝焼いているのでしょう、2時より前に、商品が準備できたので今から受け取り可能ですとメールが届きました。

こちらが食パンです。

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焼き色がとても良い!甘い良い香りがただよってきました。1.5斤ほどのサイズで、かなりずっしりと重たかったです。

こちらが断面。

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かなりしっとりしています。いわゆる日本で流行っている生食パンの感じなのでしょうか。個人の好みがありますが、正直な感想をいうと、残念でした。生焼け感があり、そのまま食べるとねちゃっとしていました。薄くスライスして、しっかりトーストしてあげると美味しく頂けました。

・焼き色がとても良い。砂糖とミルクが多いため焼き色がしっかりつくのかな?オーブンも業務用でしっかりやけるのかな?
・味、香り 結構甘め。甘いトッピングは合いそう。食事系のサンドイッチには不向きかな。
・食感 しっとり。厚切りでたべるのはいまいち。薄くスライスしてトーストすると良い。

他の食パンの断面の写真を見るとしっかり焼けていそうなので、この時だけ上手く焼けなかったのか、Milk Shokupanはこれで正解なのか、ちょっとよくわかりません。

今度はデニッシュパンが食べてみたいです。アールグレイ&レモンというのが美味しそう。