キャラメルコーヒーマフィン

新しいマフィンを焼きました。このレシピは以前図書館で手に取った本にのっていたものです。「新しいお菓子」みたいな名前の本だった気がして、ネットで検索してみたのですが全くヒットしません。複数のシェフのレシピが載っている本でした。

pomponcakesというベイクショップのレシピです。このお店が鎌倉にあるそうで、カナダに来る前に一度行ってみたかったのですが、機会を逃してしまい未だ行けていません。インスタグラムを見て、行ける日を心待ちにしています。タルトがとても美味しそうです。

キャラメルとコーヒーのマフィンです。濃いめに淹れたコーヒー液が入っています。ミディアムローストのハンドドリップなので、コーヒーの風味はかすかに感じるほどでした。ダークローストの方が合いそうです。またコーヒーミルがあれば細かめに挽くとゆっくり濃い液が抽出できるそうです。

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いつものマフィンに比べ、バターと液体の材料が多いからか、きめが細かくしっとりした感じになりました。ちょっとぜいたくな気分になります。

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カフェインの量を減らそうと思っているのに、こちらを食べながらコーヒーも飲んでしまいました。甘いおやつにはコーヒーがいちばん合うんです。カフェインレスのコーヒーをためしてみようかな?

 

ここ数日晴れが続き、心も穏やかです。ですが週末から寒くなり、雪が降るかもしれません。冷たい雨が一番いやだなあ。

Netflix鑑賞がはかどりそうですが、Start Up→愛の不時着ときて、今はイテウォンクラスを見ています。主役のセロイがかっこよくて、回を追うごとにはまっています。クールなんだけど熱い男って実在するんでしょうか。こんな人がいたらついていきたい~と夢見ています。10年若返れないかな。

スフレチーズケーキ

ずっとこのチーズケーキを食べたくてやっと作ることができました。

スフレチーズケーキですが、ふわふわではなく、ベイクドチーズケーキとの間くらいのかたさです。ほどよく軽く、食べ応えもあります。食べ応えがあると言っても、15センチのケーキの1/6カットはぺろっと食べてしまえるので、1/4食べられそうです(笑)

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18センチのレシピの0.75倍で作ったのですが、型の高さにまだ余裕があったので、そのまま作っても良いかもと思いました。もしくは余ったフィリングはカップケーキ型にいれて焼いてみる?

このケーキは湯せん焼きをしています。湯せん焼きのメリットを理解しないまま焼いていましたが、これを機に調べてみました。

・スチームの効果で表面が割れにくい
・型が湯に触れているため、外側の温度が高温になりにくく、ゆっくりと火が入る

たしかに、普通に焼いたチーズケーキは冷めると中央がくぼむような感じになります。ドーム型のまま沈まないのは湯せん焼きしているからだったと知りました。今回のケーキはしいて言えば表面全体に綺麗に焼き色がついてほしかったです。最後にすこし温度を上げて焼いたら良いのでしょうか。スフレチーズケーキのレシピもいろいろあったのでまた機会があれば試してみたいです。

とても美味しくてまた食べたいのですが、ボトムのスポンジケーキを用意するのが手間なんです。今度作るのはいつになるでしょうか。

バンクーバーに「てつおじさんのチーズケーキ/Uncle Tetsu's Japanese Cheesecake」というお店があります。日本では見たことがなかったのですが、どうやら西日本で展開しているお店のよう?こちらのチーズケーキがスフレタイプなので、今度買ってみたいです。

 

昨晩、バンクーバーに嵐が通り過ぎました。夜、換気扇が変な音を出していたのですが、強風の影響だったようです。壊れているのかと思って不安になりました。今日は嵐の後の良い天気となり、久しぶりに晴れて気持ちが良かったです。

クロワッサン

冬になったら作りたくなるクロワッサン。焼き立てが美味しいクロワッサンはお家で作ると最高の状態のものが頂けます。手作りの醍醐味ですよね。

最近は冷凍状態で売られていて、解凍して焼くだけで食べられるものがあるそうです。日本ではカルディで売られているそうです。カナダにもあるのでしょうか?冷凍食品コーナーを見てみようと思います。

クロワッサン作りで大切なことのひとつは、高品質のバターを使う事です。粉100%に対して、生地に10~20%+織り込み用が50%入ります。普通のバターでも良いのですが、発酵バターというクリームを発酵させて作られているバターを使うとより味わいが深くなると思います。

バターの価格には大きな差があります。リーズナブルなバターは454gで5~6ドルほどで、発酵バターの場合は7~8ドルほどです。高価なものはGrass fed butterという牧草飼育された牛のミルクで作られているバターです。250gで6ドル以上すると思います。

バターだけでなく、お肉として売られているものにもGrass fedと記載があったりします。チキンもFree-range chickenと書かれているものをたくさん見かけます。家畜がどのように飼育されているかということを気にかける世の中になっているんですね。食に興味があるので、機会があればこういうことについて勉強してみたいと思っています。。

 

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こちらが焼き立てのクロワッサンです。ひとつのボリュームが結構大きく満足感があります。

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発酵前の状態です。暖かいところで1時間半~2時間ゆっくり発酵させます。27度以上になるとバターが溶けだしてしまい良くない状態になるので、温度に気をつけます。成型は2種類試してみました。そのまま巻いたぽっちゃりタイプと下側二つが切れ込みを入れたスリムタイプです。

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左がぽっちゃり、右が切り込みあり
どちらの形も良いと思います

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断面図です。中央に大きな空洞ができてしまいました。それ以外は層が良くできているとおもいます。発酵時間も焼き時間もちょうど良かったようです!

焼き立てをおやつに頂き、最高に美味しかったです。皮のサクサクと中のふんわり具合がばっちりでした。翌日になるとしっとりしてしまいます。リベイクしても焼き立てのようにはいきません。でもそれはそれで十分美味しいです。

高カロリーなので、毎日とはいきませんが、冬が終わる前にあと数回は作りたいです。



新年

2021年が始まってあっという間に1週間が経ちました。歳をとると時の流れが速く感じるというのをひしひしと実感しています。

昨年は日本で過ごしたお正月。盛大にお祝いするわけではありませんが、母が用意してくれたお節料理と箱根駅伝をみて楽しく過ごしたものです。今年は夫と二人で、はじめての正月でした。とくに日本のお正月らしいものは何も用意できなかったのですが、海外生活のブログなんかを見ていると、お節でお祝いしている方も多く、良いなあとおもいました。コンビニやフジヤなんかで食材も手に入るようですし、来年は頑張ってみようかなあ。せっかく母が毎年手本に見せてくれていたのを絶やしてしまうのも寂しいので、レシピを教えてもらおうと思います。

クリスマスも一緒に過ごすのは今年が初めてでした。彼が張り切ってクリスマスプレゼントをたくさん用意してくれました。欧米式のクリスマスに慣れていないのでなんだか申し訳ない気持ちになってしまいました。一番ヒットしたのはトランプカードです。ふたりでラミーというゲームにはまり、夕飯後に遊ぶのが定番になりました。二人でしかやったことがないのですが、複数でやるともっと複雑になって楽しそうです。

今年の抱負、New Year's Resolutionsをまだ決めていないのですが、ひとつは「車の運転」にしようと思っています。他にも決まったら、紙に書いて目のつくところに置いておきたいと思っています。

 

個人的な話しですが、妊娠について。彼と暮らし始めて、この人と家族を築いていきたい、子どもがほしいという気持ちが強くなりました。体の事を考えても早くできたら良いなあと思っていますが、まだ授かることができていません。今月は生理が遅れていて、もしかして妊娠したかもと期待したのですが、5日遅れてきました。期待していたぶん、落ち込みも大きかったです。

いつまで自然妊娠をこころみたらいいのか、不妊検査はいつしたらよいのか、もし体に問題があったら、など疑問や不安がたくさん出てきてしまいました。言葉が不自由な場所で暮らしているという不安もあります。良く分からない英単語ばかりみていると、催眠術にかけられたようにすぐ眠くなってしまうし。まずは日本語でだいたいの内容をつかんでから、英語の情報を読んでみようと思います。

 

2021年も大切な人たちが健康に楽しく過ごせますように。みんなにとって良い一年になりますように。

2020 Christmas cakeはイチゴショートケーキ

Youtubeでお気に入りのパティシエさんがクリスマス前にショートケーキの動画をアップしていたので作ってみました。ところでそのパティシエさんの手つきが素晴らしく、お菓子たちが魔法にかけられたように作り上げられます。見ていて癒されています。

まずはスポンジ作りから。丁寧に動画が作られているのでとてもわかりやすかったです。ハンドミキサーで卵をかなりしっかり泡立てました。レシピでは水あめを使っていたのですが、手に入らなかったのでコーンシロップというもので代用しました。すこし煮詰めて使うと良いというのをネットでみて試してみたのですが、冷めたらカチカチになってしまいました。しかたなくそのまま使いましたが、水あめよりはかなりさらっとしています。
スポンジは満足いく出来あがりになりました!スライスは定規とようじをつかってなんとか。よく使うものではありませんが、ガイドがあるとべんりだなあとおもいました。

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サンドとナッペをした写真です。回転第が無い割には良く頑張ったのではないかと思います。少ししっかり目に泡立てたクリームで塗り、最後表面を7分たてくらいのクリームで仕上げると綺麗にできるそうです。

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生ケーキ作りになると以前から問題なのが生クリーム(Wipping cream)です。。北米ではホイップクリームのケーキを作ることがあまりないようです。バースデーケーキのデコレーションにはバタークリームやフォンダンなどがつかわれています。スーパーで売っているものが33%脂肪分。36%を見かけたのですが、なんと1Lなんです。業務用か、、とはいえこの約15センチのケーキにも470mlの生クリームを使ってます。少し余ってしまったので400mlくらいで十分にできそうです。

そしてクリスマス当日にイチゴをのせました。

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絞りがないので立体的にデコレーションできずちょっと残念です。

いちごも甘みやジューシーさがないので少し残念です。大粒のものは中心が空洞になっていました。今後は小さめの粒がたくさん入ったパックを買おうと思います。日本のいちごって甘くてジューシーで最高だと思います。日本の農家さんの努力のたまものですよね。素晴らしい。

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クリーム2段でイチゴもたっぷりで気分が上がりました。

しかしこの厚みの15センチのショートケーキを2人で食べるのは結構大変でした。クリームなので日持ちしないんですよね。少し考えものです。来年のクリスマスケーキは王道にブッシュドノエルがいいかなあ~。

楽しいケーキ作りでした!

 

最近のパンとおやつ

最近は創作意欲がすこし落ちていましたが、作ったものを記録しておこうと思います。

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ペッパー&チーズのクラッカー。小腹がすいた時のおやつに作りました。簡単だし、オリーブオイルを使って作るのでコストも良いと思います。以前作った時は硬くなってしまって失敗だったのですが、今回は上手くできました。ポリ袋でつくれるとのことだったのですが、それよりもボウルで作った方が上手くいきます。粉にオイルを加えてからサラサラになるまで指ですり混ぜるのがコツのようです。

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クランベリーとクルミのサワードウ。毎回見た目がいまいちです。もうすこし高さがでてほしいのですが・・・生地量が足りていないのかな?

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りんごの天然酵母の食パン。クラムのふわふわ感はあまりでませんでした。天然酵母はこういう感じにしかならないのかな。日本に帰ったらパン屋さんで天然酵母の食パンを買ってみたいです。クラストの焼き色はいままでで一番良くつきました。二次発酵に時間がかかり、オーブンの予熱が長かったからかな?

オーブン庫内が大きいので予熱に時間がかかります・・・冬で冷えているから余計に。これからの電気代が怖いです。カウンタートップのオーブン、パンを焼くのにも向いているのであれば欲しいなあ。。

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チョコレートケーキ。母から教えてもらったレシピで焼けました。良く焼いてくれていたのです。やっぱりこの生地がしっとりしていて美味しい!ラム酒をいれるともっと風味がよくなります。小さいボトルで欲しいなあ。少し表面が焼き過ぎになってしまいました。最後にアルミをかけた方がいいのかな?

 

最近見始めた愛の不時着を見終えてしまい、心に穴があいたような喪失感があります。。この数週間はこのドラマを楽しみにして生きていたような気がします。これがいわゆるXXロスというやつなんですね。

りんごの天然酵母でパン作り

りんごの天然酵母を作ってみました。

天然酵母初心者にはレーズン酵母が起こしやすくおすすめらしいのですが、残念ながらレーズンが苦手です。レーズンの酵母は発酵力も強いらしいです。りんごもレーズンに続きおすすめされている材料だったので試してみました。

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こんな感じでりんごと水を瓶に入れ、一日2回ふたを開けて空気を入れ替え、軽く振るのを繰り返します。初めの2-3日は冷蔵庫で保管しました。雑菌が死に、低温に強い乳酸菌が増えるそうです。数日で泡が見られるようになり、10日ほど続けました。ネットにある写真のものほど泡立っていなかったのですが、かすかなアルコール臭が感じられたのでこれくらいで切り上げました。

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酵母液1:粉1で混ぜ、左が24時間ほどたったところです。このあともう一度酵母液と粉をいれました。だいたい一晩くらいで2倍の量になりました。酵母液自体は発酵力が弱かったかもしれませんが、元だねを作ることで発酵力が強まった感じがします。

この元だねを使ってパンを焼いていきます。

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酵母の風味を見てみたかったので、シンプルな丸パンを焼きました。少し二次発酵不足だったかもしれません。朝捏ねて一次発酵は8時間ほど、2次発酵は1時間半ほどとりました。味はかなりあっさりしていました。

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次は田舎パン風に焼いてみました。ライ麦粉+全粒粉が30%はいっています。クラムがふわふわで良い感じでした。丸パンよりもとても美味しかったです。

りんご酵母の感想は良くも悪くも「無味」です。同じ天然酵母でもサワードウは酵母自体の味がとてもよく出ます。なのでプレーンな小麦粉だけでシンプルなパンを作っても美味しいです(全粒粉などを混ぜるほうがよりおすすめですが)。りんご酵母は味が無いので、シンプルな配合だとパン単体としてはすごく美味しいとは感じませんでした。でもサワードウのように酸味が無いぶん、菓子パンや味のあるパンには向いているかもと思いました。クラムがふわふわにできたので食パンも上手く焼けるかもしれません。

とても楽しい経験になりました。