サワードウ食パン

一昨日、昨日と続けて雨でした。こんな日は一日家にこもるに限ります。せっかくなのでゆっくりサワードウ種を観察しようとおもい、食パンを焼くことにしました。

スケジュール
9:40 捏ねあがり、一次発酵(約6時間)
15:30 分割、ベンチ(1時間)
16:30 成型、二次発酵(2.5時間)
19:00 焼成

室温計が無いので何度だったかわからないのですが、きっと20℃くらい?パン作りは温度管理がとても大事なので、はやいところ手に入れなければと思っています・・・

夕飯の時間にはかぶらないだろうと何故か夕食のメニューをチキンのオーブン焼きにしてしまい(オーブンを効率的に使えると思っての献立…)、先にチキンを焼かないと夕飯が遅くなっちゃうし、二次発酵はもう少し大丈夫だろうと思い、チキンを焼き始めたのですが、発酵が思いのほか進んでしまい、結局はチキンを取り出して、パンを焼く羽目になりました。ひとりで慌てていて、彼は若干困惑気味。チキンよりもパンを優先する事にショックを受けていました(笑)チキンはその後フライパンで焼きあげました。洗い物が増えた。

二次発酵までは生地の感じも良いし、発酵しているし、良い感じに焼けるかも!と期待していたのですが、結果上手く焼きあがりませんでした。型から外したとたん腰折れしていくパン、慌てて型に戻して追加焼きしようとしたため、角が潰れてしまい無残な姿に。

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腰折れの原因を調べてみると
参照→https://www.cotta.jp/special/article/?p=18281

1、焼成が足りない
これはあてはまりそうです。180℃で30分焼きましたが、明らかに焼き色が薄いです。オーブン温度計が壊れているのかも。あとは庫内が大きいので、ちょっと空けるだけで温度がぐっと下がってしまうようです。予熱高め、長め、焼成温度は高めにしてみようと思います。頭が焦げてしまうのはアルミでカバーしてみようと思います。

2、型に対して生地量が少ない
生地量はあっているはず。

3、生地の水分量が多い
食パンの水分量は粉に対して70%前後が適正。70%で焼いたので問題ないはず。

4、生地の力が弱い
しっかり捏ねたつもりでしたが、手捏ねなので、捏ね不足の可能性は高いです。ミキサーが手に入ることを夢見て、それまでは手捏ねをもっとしっかりしようと思います。

 

パン作りは時間をかけているので、その分期待も高まり(特に発酵中の生地は愛おしくなります)失敗した時のショックは大きいです。またすぐに試してみようと思います。

キャラメルりんごのパウンドケーキ

りんごのお菓子を焼きました。

カナダで見かけるリンゴは結構種類がたくさんあります。
Gala, Amblosia, Fuji, Pink Lady, Granny Smith。これらは通年よく見かけます。秋の時期になってみかけるようになったのが、Honey Crisp, McIntosh, Spartan。Gala, Ambrosiaは安いので普段買っています。そのまま食べるのはHoney Crispが甘みと酸味があり、味か濃くて好きです。Amrosiaでパイを作ったらちょっと甘すぎました。どこかのWebサイトで見たのですが、アップルパイは数種類のリンゴを混ぜて焼くと美味しいそうです。

お菓子作りには紅玉がむいています。英語ではJonathanというのですが、残念ながら私が行くスーパーでは売っているのを見たことがありません。こちらでは焼き菓子にはGranny Smithが定番で使われるようです。私も今回Galaと混ぜて使ってみました。

レシピはNHKの今日の料理で紹介されていた「キャラメルりんごのパウンドケーキ」です。母が作ってみて美味しかったよと教えてくれたので、私も作ってみました。

www.kyounoryouri.jp

 

キャラメリゼを作るのに、辛抱が足りず、お砂糖が再結晶化してしまい失敗。二度目は辛抱強く待ちなんとかうまくいきました。リンゴをいれてから煮詰めていくのですが、ここはしっかり煮詰めた方がよさそうです。

焼き時間45~50分とのことでしたが、45分では生焼け。その後5分ずつ追加して計15分追加しました。オーブンを開け閉めして温度が下がってしまったのもあると思います。20分くらい立ったところで、いつもバターケーキをやくように切れ込みをいれたのですが、ふわっと膨らみませんでした。リンゴやキャラメルソースが入っているので、普通のバターケーキのようにはならないようです。

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焼きあがりは柔らかくホロっとしていて、注意しながら切りました。焼き立てと翌日と食べてみましたが、バターケーキなので、やっぱり翌日の方が味が馴染んで美味しかったです。

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お店でも売れそうなくらいの美味しさ!カラメリゼを作るひと手間のおかげですね。

 

 

Thanksgivingのパンプキンパイ

カナダでは2020年は10月12日がThanksgivingでした。

今年はコロナウイルスの感染を拡大させないために、少人数かつ近しい人のみで会うように、ニュースや政府からの発表で注意喚起されていました。室内で食事するとなると感染のリスクは高くなるからですよね。またブッフェではなくて、個別に取り分けてからサービングすることも推奨されていました。

北米のお祝い事というと、ターキーのローストが印象的ですよね。サンクスギビングの少し前から、スーパーではターキー丸一匹が店頭に置かれていました。私もサンクスギビングディナーを作ってみようかな~と思っていたのですが、ターキーの大きさに驚き恐れ、断念しました。チキンローストなら取扱可なサイズなので、クリスマスに作ってみようかとおもいます。

こんな時にこんな時にカナダに親族がいれば、ご馳走になったりご馳走になったり、義理母にレシピを教えてもらったりなんて事があるのかなあ?と羨ましくなってしまいました。

食事は作れないけれど、デザートなら。ということでパンプキンパイを焼きました。レシピはたくさんあって、どれを参考にしようかかなり悩んでしまいました。

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パイ生地はバターとショートニングで作るものにしました。コストダウンにもなるし、あまりのショートニングはパンを焼くのにも使えるかなと。食べてみての感想はバター100%と比べると風味は落ちます。ただ、フィリングがリッチな味なのでバランスとしては良いかもしれません。また、パイ生地を殻焼きするのとしないのとどちらもあったのですが、生焼けが怖かったので空焼きしました。これは空焼きして正解かなと思います。

フィリングは15oz(443ml)のパンプキンピューレを使うものが多かったです。私が買ったものは13ozだったのですが、もう一缶あけるのももったいないなあと思い、開けませんでした。悩んだのは砂糖の量です。レビューが高かったレシピを参考にしようとおもっていたのですが、砂糖の量が250g。たまたま見つけたベーカリーのレシピを見てみたら、なんと75g!卵の数が違うということもありましたが、この差は大きすぎるとびっくりし、他のレシピも見てみました。150~200くらいのレシピが多かったように思います。

卵に関しては、全卵2個~3個や、全卵+卵黄のレシピがありました。卵黄を多く入れるとリッチな味わいになるのでしょうけれど、卵白を余らせてしまうともったいないので全卵のレシピで。ちょうど良かったとおもいます。

クリームに関しては、生クリーム+牛乳で作りました。他にはevaporated milkという武藤練乳を使うことも多いようです。牛乳を煮詰めて作られるそうで、クリームよりもカロリーが低く、ヘルシーといわれています。味はどうなんでしょう。いちど使ってみたいです。普段あまり見かけることはないのですが、この時期にはスーパーでも目立つ位置に置かれていました。

 

材料についてはこれくらいで、後は作り方に関する反省です。

パンプキンピューレは結構水っぽいので、すこし煮詰めます。この煮詰め方が足りなかったのかもしれません。小さいポットを使ってしまったので、なかなか煮詰まらず。中サイズを使えばよかったです。フィリングはパイの3/4くらいの高さまでにする。余ってしまったらカップに入れて焼けばよい。フィリングを全て使いきろうとして、パイの淵、並々まで注いでしまいました。オーブンに入れるのに動かすときにこぼれてしまい残念なことに。またフィリングを入れ過ぎると焼き時間にも影響がでます。分量が多いぶん、生焼けを心配してしまい、表面をこがしてしまいました。これについては、アルミをかければ防げたはず。

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こげや淵のきたなさが残念ですが、スライスすればましに見えます(笑)

味はとても美味しかったです!手作りすると安心して食べられますね。しかし9インチ(23センチ)のホールパイはなかなか大きいです。二人で食べきるには5日かかり、最後の方は少し飽きてしまいました。

年に一度しか作らないかもしれませんが、来年はより美味しいパンプキンパイを作りたいです。

ビクトリアケーキ

先日、念願の底取れ丸型を手に入れました。実家にいた時は20センチ以上のものを使っていたのですが、二人だとそのサイズのホールケーキを消費するのはなかなか大変そうなので、15センチ(6インチ)の型にしました。これがなかなか良さそうなサイズです。

早速何か作ってみたくて、バターケーキの材料ならばあったのでビクトリアケーキを作ってみることに。パウンド型でも出来ますが、丸型で焼くと可愛らしいです。。

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レシピに従って泡立て器で手で混ぜたのですが、結構大変だったのでハンドミキサーで作った方が良さそうです。バターケーキですもんね。

側面があまり綺麗にできなかったのが残念です。今回はオーブンペーパーを敷いたのですが、バターと粉でやるほうが良いのかな。

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イチゴとルバーブのジャムをサンドしました。定番はイチゴやラズベリーのジャムのようです。赤い色がきれいですよね。味はすこし酸味のあるものが良いそうです。ラズベリーが気になります。スライスするのもなんとか並行に出来ました。スポンジケーキを3枚に切ったりするのにはガイドがないと難しそうです。

 

10月末の彼の誕生日にはチョコレートケーキを作りたいと思います。練習したいけれど、それじゃ本番の楽しみが無くなってしまうので悩みます。

クランベリーのパンとお菓子

秋になりサンクスギビングデーが近づくと、クランベリーが目立つところに売られるようになる気がします。フレッシュのクランベリーでソースを作るためでしょうか?日本も彼の母国もサンクスギビングデーはないので、家族一同あつまって食事をする機会は無いのが残念です。ターキー一匹のローストとか作ってみたい気もするのですが、大きさにしり込みしてしまい、一歩が踏み出せません。

今回、私が使ったのはドライクランベリーです。

以前、カナダのカフェでアルバイトしていた時にターキーサンドイッチがあったのですが、それにクランベリーのソースが使われていたんです。他のベーカリーやカフェでもよく見かけるので、ターキー×クランベリーのサンドイッチは定番のようです。さらにチーズはブリ―、リンゴのスライスが入っているものもあります。カナダではリンゴがサラダに入っていたり、野菜のように使われることも珍しくありません。

急にそのサンドイッチが恋しくなり、クランベリーのパンを焼いてみようと思い立ちました。Clever Carrotというサイトにレシピがあったので、そちらを参考にしました。室温でオーバーナイト発酵させる手順だったのですが、過発酵が怖かったので、ある程度発酵させてから冷蔵庫にいれました。夜はそこそこ冷えているのですが、窓を閉めると室温がぐっと上がる気がします。とくにアパートが狭いので。

パンは美味しく焼けました。まずは念願のサンドイッチにして。

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クランベリーの甘酸っぱさが他の食材とマッチして美味しいです。昔は食事系の食べ物に甘いものが入っているのは好きではありませんでしたが、最近慣れてきた気がします。

残りはフレンチトーストにしました。

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お砂糖ひかえ目で作ったのですが、クランベリーの味もあるので良かったです。フレンチトーストはバケットで作ることが多く、一晩液につけているのですが、トーストブレッドだと朝だけで作業がすむので楽でした。写真を見ていたら、またすぐに食べたくなってしまいました。

 

他にはスコーンを焼きました。夜に翌朝の食糧が無い事に気づき(たしか牛乳がなかった)、スコーンの生地を作って一晩冷蔵庫に置き、朝焼きあげることにしました。朝からバターの良い香りで幸せな気持ちになれます。私は歯医者のアポイントがあったので焼き立てを食べることは出来ず、泣く泣くあきらめました。彼が美味しく食べてくれたので良しとします。

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次こそは焼き立てを食べよう!

 

週末*Farmer's Market*

すっかり秋の気候になって、街の景色も紅葉や枯葉になってきました。

土曜日は先週のリベンジでFarmers Marketへ行ってきました。12時ごろに行ったのですが、あまり混雑していなく、数分並んだだけで入場することが出来ました。中では人気のある売り場ではテントに入るのに列が出来ていました。

入口近くでリンゴを袋売りしていて、3LBで9ドルでした。迷ったのですが、まだ他のお店が先にもあるだろうし、一袋に一種類だったので、ここでは買いませんでした。結果出口まで行ってああ、あそこで買っておけばなあと後悔したのですが、一方通行なので戻ることも出来ず残念でした。

野菜はやはりかぼちゃの時期でたくさんの種類がありました。日本人なので食べ慣れているKobochaが落ち着きます。日本のように半分や1/4カットで売られていないので、二人家族では消費するのがなかなか大変なのが、購入するときの悩みです。

以前見かけて買いたかったカブを買いました。Hakurei Turnipsとよばれています。日本のカブと同じで綺麗な白で小ぶりです。カナダのスーパーに売られているTurnipsは大きくて少し紫ががっているものもあって、生では食べないようです。今度試しに食べてみたいです。カブはサラダとお味噌汁にして食べました。とても美味しかったです。

もうひとつ買ったものはししとうです。こちらは焼きびたしにしてみました。彼がこの味は、日本を思い出すと言っていたので、きっと日本で食べた天ざるが記憶によみがえったのでしょう。鎌倉で食べたそばとてんぷら、美味しかったなあ。

 

日曜日は曇り空で冷えました。彼がフィッシュ&チップスを欲していたので、グランビルアイランドの近くにある「Go Fish」へ行きました。私はワーキングホリデーで来て以来2回ほど行ったことがあったのですが、彼は初めてだったそうです。良く紹介されている人気店なのに。お店の近くで食べることは出来ず、テイクアウトして近くの公園で食べました。公園にはGo Fishを食べている人たちがちらほら。みんな考えることは同じようです。フレンチフライの量がとてつもなく多く、でも美味しいのでついついたくさん食べてしまい(完食は出来ませんでしたが)、あとからお腹が膨れて大変でした。腹八分目にしないとと反省です。

すこし散歩をして、Starbucksで気になっていたApple Oat Flat Whiteをのんでみました。ベーカリーなどでOat milkをみかけたり、ソイやアーモンドミルクに加わって人気があるようで気になっていたのです。といっても私は牛乳が好きなので、興味だけなのですが。ドリンクは一口目は良いけれどApple風味の甘味料の味が気になってしまい、最後まで楽しめませんでした。ラテに比べるとミルク感はさっぱりしている感じがしたので、これがOat milkなのかと。

ソイミルクなどでは牛乳と同じような栄養はとれません。(カルシウムなどを付加している製品もあるようですが。)その味自体が好きで楽しむ分には良いと思いますが、牛乳の代わりにして同じような栄養が取れていると思ってしまうと危険ですね。「ミルク」と名前をつけてしまうのが良くない気がしてきました。

牛乳に関しては、いつもDailylandというブランドを買っているのですが、先日気になっていた瓶入りの牛乳を買ってみました。

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「AVALON」というブランドです。瓶入りってそそられてしまいますよね。日本の実家でも宅配の瓶牛乳を買っていたので、なんだか良さそうな先入観があります(笑)こちらは結構牛乳の味がしっかりしているように感じました。美味しかったです。また買いたいのですが、何せ瓶なので重たくって、買い物が多い時は手が出せません。。瓶は回収して再利用しているそうなのですが、今の時期スーパーでは受け付けてくれるのでしょうか。今度聞いてから持って行ってみようと思います。

週末*PSL*

週末は秋らしい良い気候でした。土曜日はFarmers Marketに行こうと思っていたのですが、だらけてしまい行けませんでした。秋になってきて夏とは違う食べ物も出てきているんでしょうか。10月末までなので、来週こそは朝から張り切って行きたいと思います。

日曜日の午前中は彼のヘアサロンの予約が入っていたので、私は家でのんびり読書しました。パブリックライブラリーが再開してとても助かっています。やっぱり紙の本で読むのが好きです。午後は散歩に出かけました。秋になるとカフェやベーカリーには「パンプキンスパイス」が登場します。アルバイトしていたカフェでも秋には「パンプキンスパイスチーズケーキ」や「パンプキンスパイスラテ」を販売していました。このスパイスはシナモン、ジンジャー、ナツメグ、クローブをブレンドしたスパイスだそうです。秋を感じたい気分になり、パンプキンスパイスラテを片手に散歩してきました。

WestendのDenman StreetにあるDelany's Coffee Houseに行きました。ローカルにも人気なカフェのようで、お店前に設置されたテーブルは満席でした。(年齢層高めでした)ドリンクはスパイスが程良く香りとても美味しかったです。普段からラテはあまり飲まないので、最後は少しもたれてしまいましたが。

この日はLost Lagoonの周辺を散歩しました。アライグマの集団に遭遇しました。7~8匹いたと思います。アライグマは冬眠するのか、雑食なのかなど話して、後で調べようと言っていたのを、今ブログを書きながら思い出しました。

→完全な冬眠はしないけれど、寒い地域に住む場合は-4度以下になると半冬眠(活動が大きく減退する)を行うそうです。バンクーバーの場合はどうでしょう。
食べ物に関しては雑食でなんでも食べるそうです。

 

涼しくなってきて、朝起きるのが辛くなってきました。だいたい7時間は寝ているのにすっきり起きれないのは何故でしょうか。。冬になったらもっと大変だろうに。先が不安です。